ニゾラルシャンプーとは
ニゾラルシャンプーをご存じですか?
ニゾラルシャンプーとはケトコナゾールという成分が2%配合されており、「日本皮膚科学会のAGA診療ガイドライン」や「国際毛髪外科学会」から発毛効果が認められている唯一のシャンプーです。
その効果は、ズバリ!男性型脱毛症(AGA)に有効です。
元々は抗真菌薬なので脂漏性皮膚炎(フケ・かゆみ・ベタつき・頭皮の荒れ)の治療にも効果的です。
現時点では女性の薄毛や、びまん性脱毛症に対する有効性を示す根拠は充分ではありませんが、女性の使用も認められています。
ただし、妊娠中や授乳中などの場合は安全性が確立されていないため、使用は控えましょう。
臨床試験
臨床試験ではこのようなデータがあります。
- ケトコナゾール2%配合された「シャンプー」をAGA患者6名に10〜12ヶ月使用してもらったところ、著明な発毛効果を認められた。
- ケトコナゾール2%配合された「ローション」をAGA患者17名に6ヶ月用してもらったところ、AGAの進行度が軽減された。
AGAの方ならこのシャンプーを使ってみたいですよね。
注意点
- ケトコナゾールは抗心菌薬の一種であり医薬品です。
- 医薬品ですので作用と副作用があります。
- ドラッグストアなどで購入することはできず、皮膚科やクリニックで買うか個人輸入で購入する必要があります。
ケトコナゾールは副作用の発生率が少ないお薬として知られていますが、普通のシャンプーに比べると洗浄力がとても強いので、頭皮が弱い方が使うと、
- フケ
- 炎症
- 赤み
- かゆみ
- かぶれ
などの副作用も確認されています。
結論は、医学的根拠から見ると1番効果のあるシャンプーなので、よくわからないスカルプ系シャンプーを買うよりは良いと思います。
しかし、人によっては強すぎるので、誰にでもおすすめというわけではありません。
では、結局何のシャンプーを買えばいいのか知りたいですよね。
シャンプーの選び方
毛根や頭皮に対していかに低刺激で汚れをしっかり落とせるかを基準に選びます。
シャンプーは大きく分けると3種類にカテゴライズできます。
成分表を見ることである程度判断することができます。
成分表は成分が多い順番に記載されています。
石油系シャンプー(合成界面活性剤入)
成分表に「ラウレル〇〇」「ラウリス〇〇」「ラウリル〇〇」「〇〇硫酸」「NA」などが書いてあります。
このシャンプ-は洗浄力が強すぎてしまいます。食器用洗剤の成分が入っていたり、育毛・発毛には向いていないです。
石鹸系シャンプー
成分表に「石けん〇〇」「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」などが書いてあります。
石鹸系シャンプーはアルカリ性で、髪の毛や肌は弱酸性です。
髪の毛にアルカリ性がつくとキューティクルが剥がれたり開きやすくなって、切れ毛の原因になります。
石鹸系シャンプ-でもっとも気になるのはその使用感です。切れ毛の原因になるきしみを不快に感じてしまいます。
石鹸系洗浄成分と石油系洗浄成分(合成界面活性剤)を混ぜたものもあるので注意が必要です。
アミノ酸シャンプー
アミノ酸シャンプーは成分表で「ココイル〇〇」「コカミド〇〇」「〇〇脂肪酸」「ラウリン酸」「グリシン」が書いてあるものです。
アミノ酸系シャンプ-は頭皮にも髪にも優しいのです。
3種類のシャンプ-の中で最も低刺激であることも特徴です。
「アミノ酸配合」と書いてあっても石油系や石鹸系の洗浄成分のほうが多く、アミノ酸系シャンプーでないものもあるので十分に注意してくださいね。
終わりに
今回はニゾラルシャンプーについてご紹介しました。
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