こんにちは!

アンチエイジングと読書好きの下鳥です。

ここ数年はアンチエイジングについての難しい本を読むことが多いです。

前回の発毛コラムで、米国ハーバード大学医学大学院で遺伝学の教授を務めるデビッド・A・シンクレア博士が書いてベストセラーになった『LIFE SPAN老いなき世界』についてお伝えしました。

読者の方から「薄毛について書いてありましたか?」との質問がありましたので、回答しますね。

髪の毛については、髪の生え際が気になりだしたシンクレア博士の実の弟さんから博士が実践している老化対策を教えて欲しいと言われたことが、本に書かれていました。

博士の実践している老化対策が薄毛にどの程度の効果があるかは書かれてませんでしたが、当時50歳の博士が薄毛を気にした弟さんから老化対策を聞かれるぐらいなので、弟さんから見ると薄毛に効果はあるよう見えるのですね。

ぜひ本を読んで実践してみましょう!

概要だけ説明しますね。

食事内容と日々の運動

植物ベースの食事を心掛けて、1食を抜くか、3食すべて食べても、1食は少ししか食べないようにしているようです。

忙しい日でも階段を使うなど毎日たくさん歩くよう心掛けているようです。

そして週末には筋トレやジョギングなどの運動を取り入れているようです。

これらは本文にあった次の実践だと考えられます。

カロリー制限と定期的な運動は、NAD+とサーチュインの活性化を模倣し、体の長寿経路を活性化します。

断食、運動、特定の植物化合物などの軽度のストレスは、体内の保護メカニズムを引き起こし、健康と長寿を向上させます。

サプリメントの摂取

博士はレベラトロ-ルとNMN(ニコチンモノヌクレオチド)のサプリを毎朝飲んでいるようです。

本文中のサーチュインとNADの対策だと考えられます。

サーチュインという一群のタンパク質と、細胞修復やエネルギー生産に重要な補酵素NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)は、長寿のために重要です。

NAD+のレベルを上げることでサーチュインを活性化し、長寿を促進できます。


実践するにはライフスタイルの変更が伴いますが、健康と長寿を手にするためにも、ぜひ一緒に実践してみましょう!