湿度が高まる梅雨の時期、髪がペタンとつぶれてしまい、ボリュームが出ない…そんな悩みを感じていませんか?
特に、髪が細い・軟毛タイプの方や、頭皮の皮脂分泌が多い方は、梅雨時期に「髪のハリ・コシ低下」や「ボリューム不足」を実感しやすくなります。

この記事では、梅雨前から始められる髪のボリューム対策と発毛ケアのポイントをわかりやすく解説。自宅でできる方法中心に紹介しますので、男女問わずすぐに取り入れられます。

髪がペタンとなりやすい理由とは?

梅雨時期に髪がペタンとしやすくなる主な理由は、次の3つです。

  • 湿気による髪の水分吸収と広がり
  • 頭皮の皮脂分泌増加
  • 汗や湿度で根元がつぶれやすくなる

特に、細毛や軟毛の人は水分を含みやすく、ハリが失われやすいのが特徴です。髪が立ち上がらないことで、見た目のボリュームも激減してしまいます。

加えて、皮脂や汗による毛穴詰まりが起こると、毛根への栄養供給が妨げられ、発毛の妨げにもつながるため、早めの対策が大切です。

発毛にも関係する!梅雨前から始めたい頭皮&髪のケア習慣

1. 毎日のシャンプーで「皮脂・湿気・汚れ」をリセット

湿度が高い時期は頭皮環境が悪化しやすく、雑菌の繁殖も活発になります。
そのまま放置すると毛穴が詰まり、抜け毛や細毛の原因に。

おすすめは、アミノ酸系シャンプーを使って優しく洗い、頭皮マッサージで血行促進を行うこと。洗いすぎによる乾燥にも注意し、1日1回の夜シャンを基本としましょう。

朝シャンは皮脂のバリアが壊れ、頭皮が湿気に弱くなります。夜に洗って、頭皮を清潔に保ちつつ自然な皮脂膜で守ることが、湿気対策と髪の立ち上がりに貢献します。

2. 頭皮の柔軟性を高める「温冷交代ケア」

シャワー時に「温かいお湯→冷水→温かいお湯」と交互にかけることで、頭皮の血流が促進され、毛根が活性化しやすくなります。これは発毛ケアとしても非常に効果的です。

3. ドライヤーで「根元を立ち上げる」乾かし方を意識

自然乾燥はNG。髪が濡れた状態はキューティクルが開いており、摩擦ダメージをより受けやすくなります。

ドライヤーを使う際、髪の根元に指を入れて立ち上げるように乾かすと、ふんわりした形を記憶しやすくなります
仕上げに冷風を当てることで、湿気に強く崩れにくい形をキープできます。

髪がふんわり仕上がると、地肌の露出も減り、薄毛が目立ちにくくなります。

4. 朝、軽く濡らしてリセット&再乾燥

起きたときに髪がつぶれている場合は、霧吹きや手ぐしで根元を軽く湿らせてから再度乾かすことで、自然な立ち上がりが再現できます。

5. シルク枕カバーや通気性の良い寝具を使用

睡眠中の摩擦と蒸れを防ぐことで、髪がぺたんとするのを防げます。寝返りの際に根元がつぶれない素材を選びましょう。

6. 栄養補給で「髪のハリ・コシ」強化を

髪が細くなってボリュームが出にくい方は、たんぱく質や亜鉛、ビタミンB群などの栄養素が不足している可能性も。
髪の原料であるケラチンの合成を助ける食品を意識的に摂取しましょう。

おすすめの食品例:

  • 卵、納豆、豆腐(植物性たんぱく質)
  • 緑黄色野菜、海藻類(ミネラル・ビタミン類)
  • アーモンドやカシューナッツ(亜鉛)

梅雨は「髪の土台づくり」のチャンス!今からケアを始めよう

髪のボリュームが気になり始めたら、それは頭皮環境の変化のサイン。梅雨の湿気に負けないためには、今のうちから「髪が立ち上がる土台=頭皮と毛根」を整えておくことが大切です。

シャンプー、乾かし方、食事、スタイリング…どれも毎日できる簡単なことばかり。
季節に合わせたケアを積み重ねることで、発毛しやすい環境が自然と整っていきます。

今年の梅雨は、髪がペタンとせずふんわり仕上がる「発毛体質づくり」にチャレンジしてみませんか?